松江市立内中原小学校は、松江城のお堀端に建つ歴史ある小学校です。ここは、小泉八雲の妻、せつが通っていた学校として有名ですが、このたび国際理解の授業で「小泉八雲とアイルランド」いうテーマで、活動が始まりました。こんなテーマで勉強できるのも、ゆかりの地ならではのこと。

第一回目は、マリー・マッギルさんにアイルランドのことをお話してもらいました。「アイルランド」は、今や松江市内の子供なら誰でも知っているほど、松江市とアイルランドの友好は深まっているのです。子供たちは、興味深くマリーさんのお話に耳を傾け、笛の演奏を聴き、遥か遠いアイルランドに想いを寄せました。

第二回目は、我が山陰日本アイルランド協会の事務局長で、小泉八雲の曾孫である小泉凡さんから、へるんさん（小泉八雲）の故郷アイルランドや、へるんさんの人生などをエピソードを交えながら聞き、郷土松江への想いを深めました。

そしてこの授業を機に、「内中原小学校4年生チーム」は、セント・パトリックス・デイ・パレードに参加してくれることになりました！　へるんさんの故郷アイルランド最大のお祭りであるパレードに参加して、少しでもアイリッシュ気分を味わってくれればと思います。校長先生、平井先生はじめ4年部の先生に感謝。